cocoa days

ミニチュアダックス・ココアと飼い主Mayunezuの試行錯誤の日々の記録。

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いつも行くペットショップに、気になっている仔犬がいます。

ココアよりも半月遅く生まれた、Mダックスの男の子。
小さなときは透明のディスプレイに入れられていたのですが、ずーっと売れないまま、値段が下がっていきました。先週行ったときは床に置かれたケージの中にいました。つまり、誰でも触れる状態になっていたんです。値段は、最初の頃の3分の1になっていました。

このケージに入れられる子たちは、基本的にみんな「売れ残り」。
この子がここに入ったことが、私にはショックでした。

昨日行ったとき、この子は同じケージにいました。
ホッとしたような、がっかりしたような、なんとも言えない気持ちでした。この段階で「いなくなる」というのは、果たして「売れた」のか、それとも……と考えると、なんだか心配になってしまいます。

↓毎度長文ですいません<(_ _)>
この子、すごくかわいいのです。
ブラック&クリームなんですが、顔の模様の配置がすごくココアと似ています。黒の部分が多いんです。目が大きくて、毛の生え方もココアとそっくりです。(前足のすね毛とか(笑))

でも、性格はココアと正反対です^^;
おっとりしてて、落ち着いています。同じケージの中に別のダックスとパピヨンがいるのですが、ぎゃーぎゃーうるさい2頭を、じっと見ている感じ。吠えることもほとんどない感じです。

昨日はココアを連れていたので、試しにその子のそばに寄ってみました。他に2頭同じケージにいたこともあって、ココアはちょっと逃げ腰でしたが、彼は興味を持ったようでした。そこへ別のダックスが割り込んできてココアに吠えました。すると彼は、そのダックスに向かって「ワン!」と一声あげたのです。まるで「やめろよ!」と言っているかのように。

なんだか感激してしまって、私は彼を長い間なでました。
他の2頭がぐちゃぐちゃにしたトイレシートの粉を顔中に浴びながら、彼は黙ってシッポを振っていました。

このままこの子がいなくなったらどうしよう。
私はそのとき、強くそう思いました。
ペットショップで売れなかった子は、最終的にどうなるんでしょうか?処分されてしまうのでしょうか?

……処分されるなら、私が飼ってもいい。本気でそう思いました。

彼が売れない理由は多分、シッポが極端に曲がっていることと、耳の一部の毛が生えていない(触ってみるとその部分が少し腫れている感じ)ということでしょう。シッポは私は気にしませんが、耳の毛についてはちょっと聞いてみる必要はあると思っています。もし深刻な病気であれば、ココアのことを考えても飼うのは難しいと思います。

ココアと半月違いということは、彼はすでに4ヶ月半です。ずっと狭いケージにいて、精神的にもいろいろと問題があるかもしれないし、しつけも大変なんだろうと思います。それでも、この子が処分されるのは絶対にいやだ、と思っています。

ココアの半額以下の値段になってしまった彼。
来週も、粉まみれで誰かを待ち続けているのでしょうか。
そうであってほしいような、誰かいい人にめぐりあってほしいような、複雑な気持ちです。
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