cocoa days

ミニチュアダックス・ココアと飼い主Mayunezuの試行錯誤の日々の記録。

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先日だんなの実家に行ったときに、考えさせられたことがありました。

クリス(だんなの実家の犬)とココアに対する飼い主の接し方が、まるで逆なのです。どちらも犬のためにしていることなのに、やることが反対なので、お互いに「???」という状態になってしまいます。
クリスに遊んでもらえないココア
↑相変わらずクリスに遊んでもらえないココア^^;

具体的には、こんな感じ。↓(長いです)
まず、公園で。
上の写真でも分かるとおり、ココアはロングリードをつけていましたが、クリスはノーリードでした。私は基本的に、ノーリードOKと明記されていないところではリードは外さないことにしているのですが、義父の考えは逆でした。「リードをつけなければ、犬は人から離れない。リードをつけてるから安心して走るんだ」と。

そして、ドッグカフェで。
人間がごはんを食べている間、クリスは義父のごはんの中で食べられそうなものを少しだけもらっていました。珈琲のにおいが好きみたいで、義父が珈琲を飲んだあとの唇を一生懸命なめていました。私は一切食べ物は与えず、飲んだあとの唇もなめさせてません。

義父の行動に共通しているのは「犬がかわいそうだから」ということでした。リードでひっぱられることも、人間だけがごはんを食べていることもかわいそうである、と。事実、クリスはそんな義父にほんとうにべったりで、いつもついて回っています。本当に、義父のことが大好きなんだと思います。期間のせいもあると思うけど、私とココアの関係は多分そこまでになっていません。

結局、そういうことは犬にとってうれしいことで、幸せなことなんだろうな、と思うのです。「もしも何かあったら」という理由で、犬の行動をすべて制限するというのは、確かに犬にとってかわいそうなのかもしれない、という気はします。……でも、何かあってからでは遅い。
ココアに嫌われたとしても、ココアを失うよりマシだと思うから、リードをつけたり食べ物を与えなかったりするのですが、「失ってかわいそう」なのはもしかして私?なんて考えると、よく分からなくなってきます。

散歩のとき、ココアが立ち止まると人間も立ち止まると覚えてしまってはいけないと思って、無理に歩き続けてたりするのですが、その姿を見た人に「かわいそう」と言われたこともあります。犬のためにやっているのに、かわいそうと言われるのは本当に辛いです。私は飼い主なのよ?自分の犬をかわいいと思わない飼い主がどこにいるというの?

犬を思えばこその行動が、結果的に犬を不幸にしているとしたら、私は何をやっているんだろう、と思います……。
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